超一流の雑談力 【書評】

こんにちは!ハシモトです!

 

本日、紹介するのはこちらの本です。

 

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皆さん、「雑談」と聞いて何をイメージしますか?

 

 

僕は、意味のないムダ話をイメージしていました。家族間や仲の良い友人同士でよく繰り広げられるのが「雑談」。

 

 

しかし、筆者の安田正さんは、雑談についてこんな言葉を残しています。

  

雑談には人生を変える力がある。

 

人生すら変えてしまう雑談とはどんなものなのでしょう?

 

 

 

 

 

どんな本?

 

本書は、ビジネスにおける雑談を多く想定しています。

実際の対話の例を挙げながら、一流の雑談力を身につけるための38のノウハウが書かれています。

 

そのため、営業職やビジネスで活躍する社会人にピッタリな本だと思いました。

また、これから社会に出る学生、就活生にも読んでもらいたい本です。

 

どんな業界、職種でも、コミュニケーション能力は必須スキルだと思います。

僕はコミュニケーションがあまり得意とはいえないので、コミュニケーションに関するビジネス書を多く読もうと思い、本書を手に取りました。

 

 

感想と印象に残った文章

   

どんな人にも対応できる引き出しを持っていると、その人は「一流」に見えてくる

 

一流の雑談ができるようになるためには、多くの人に共通の話題を大量にインプットすることが大切であると言及しています。

 

「営業で会話が続かない」「営業成績がなかなか伸びない」と悩んでいる方は、まず情報のインプットから初めてみるといいかもしれません。 筆者は、社会人として、日経産業新聞で情報を仕入れることをおすすめしています。

 

学生にとっては日経産業新聞を読むことは少し難しく、興味を持てない方もいるのではないでしょうか?

そのような方は、身近にできることで言えば、LINEニュースや、Yahoo!ニュースなどで、たくさんの情報を仕入れ、雑談の話題に持ち出すと良いと思います。

 

筆者は共通の話題として、次のものをあげています。

 

雑談に適したテーマは 気候、相手の会社情報、ファッション、健康、趣味、最近のニュース、共通のこと、出身地、血液型、仕事

 

これらはビジネスにおける営業などで顧客の信頼を得るときや、本題を話す前の掴みのネタとして使える話題の例です。

特に、「天気」なんかは初対面でも話題に出しやすく、相手の緊張を和らげるためにも必須だと思います。

まずは、これらを雑談の掴みとして、いつでも話題を出せるようにしましょう。

 

また、雑談の引き出しを増やすために、自分があまり興味のない分野の情報もインプットすると良いかなと。

 

例えば、スポーツに興味がある方は多いと思いますが、僕はあまり興味がありません。友人同士のスポーツの会話に入っていけないことも多々ありました。笑

しかし、話題になっているスポーツのニュースの情報をインプットしておくだけで、雑談にスムーズに入ることができました。

 

今の時代、パソコンやSNSなどで、簡単に情報が手に入るので、雑談の引き出しを増やしやすいかもしれませんね。

 

自分のことを人見知りだと思っている人は、コミュニケーションに高い理想を持っている。このコンプレックスこそ、人を伸ばす大きな力になる。

 

僕自身、コミュニケーションに対して、コンプレックスを持っています。人見知りだなと感じることもよくあります。

そんな自分に勇気をくれた言葉です。

コンプレックスというのは、悩みではなく、伸ばしていくために必要なものだと気づけました。

 

総務省の調査では「コミュニケーションが苦手だと考えている人は全体の7割」という結果も出ています。コミュ障というコトバが流行しているのもうなずけます。

 

多くの人がコミュニケーションに苦手意識を持っているのだから、「自分はコミュ障だから・・・」といって人に話しけかけることに怖がる必要はありません。

 

コミュニケーションが苦手、人見知りだからといって、人と話すことを避けるのではなく、自分から多くの人と関わっていく勇気を持つことが大切だと思いました。

 

 

最後に

ここで紹介したものはほんの一部です。

まだまだ雑談力を上げるためのコツが述べられています。

 

 

超一流の雑談力を読んだ後、アウトプットするために、実践してみたいと思ったことをすぐに実践することが重要だと思います。営業職をやっているなら、明日会う顧客に実践してみる。学生なら、次に会う友人に実践。

 

本で学んだことをアウトプットすることで、コミュニケーション能力が向上していくと思います。

 

僕も、雑談力を読んで学んだことを、明日会う友人に実践してみます!

 

 

読んでいただきありがとうございました。